2018年10月、シェムリアップ旅行をしました。
シェムリアップの滞在時間は実質2日。
金曜日の夜にシェムリアップへ着いて、日曜日の夜にシェムリアップを出発します。
2日間のうち、1日はシェムリアップから遠方遺跡へ。もう1日はアンコールワット遺跡へ行きました。
少し余談になりますが、カンボジアには3つの世界遺産があります。カッコ内は登録年です。
この3つはすべてシェムリアップから行けます。アンコールワットへは10分で着きますが、その他2つは車で3~4時間かかります。
この2つの遠方にある世界遺産のうち、プレアヴィヒア寺院へ行くことにしました。
新しく登録されたばかりの遺跡も気になったのですが、プレアヴィヒア寺院は世界遺産登録してから2013年ごろまで、タイ王国軍との交戦状態となっていた場所です。2015年ごろからようやく一般の人も立ち入ることができるようになった遺跡というのが興味をそそったんですね。
実際に行ってみたところ、遺跡散策だけでなく、カンボジアの大地を見渡せる最高の景色が待っていました。
3か所とも素晴らしい遺跡だったのですが、敢えて一番を挙げるならベンメリア遺跡ですね。スケールが半端ないです。森の中にある、まだ発掘しきれていない箇所が多数、と、今後の可能性も感じます。アンコールワットは写真でも感動できます。でも、ベンメリア遺跡は写真じゃ絶対に感動が伝わらない。巨大な意思がゴロゴロと転がっていたり、遺跡を破壊するほどの巨木が多数生えていたり。ベンメリア遺跡は半日あれば行けます。シェムリアップへ行ったら、アンコールワット観光を削ってでも行くべき遺跡だと思います。
もちろん、目的地のプレアヴィヒア寺院も最高でした。タイとカンボジアが本気の戦争をしてでも自国のものとしたい寺院。寺院自体も素晴らしいのですが、崖の上にそびえ立ってカンボジアを一望できたのが良かったですね。片道3時間、途中の道が舗装されて行きやすくなったとはいえ、なかなか遠いのが難点ですが、今だからこそ行ける遺跡はぜひ行ってみてほしい。
今回はこのプレアヴィヒア寺院と、その途中に立ち寄ったベンメリア遺跡、コーケー遺跡も併せて訪問記にまとめました。
アンコールワットへ行かれる方で1日時間があれば、ぜひ1日は足を延ばしてみてください。
目次
出発ホテルからの一日観光ルート
今回、1日で観光したルートをGoogle Mapにまとめました。
出発はコートヤードバイマリオットシェムリアップリゾート。
遠方遺跡観光した後は、食事してマッサージというシェムリアップでは黄金ルートです。
- ベンメリア遺跡
- コーケー遺跡(コ・ケー遺跡)
- プリアヴィヒア寺院
- ラタナレストラン(RATANA RESTAURANT)
- クールセンススパ(Cool sense spa)
上3つが遺跡観光、あとはレストランでのツアーメンバーとの打ち上げと4ハンドスパです。
ホテル出発が6時半、ホテルへ戻ったのが23時と、かなりアクティブに行動しました。
遠方遺跡へは現地ツアーを申し込みました。ツアー料金に各遺跡の入場料が追加になります。
旅行会社を通さない個人ツアーだったので、参加前は少し不安でした。
でも、いざ参加してみるととても日本が大好きなガイドさんで、もちろん日本語はペラペラ。女性単独の参加者も多いようです。今回は女性2人グループと一緒でした。
シェムリアップの中遠距離遺跡は車をチャーターするのがおすすめです。大手のツアー会社としてはVELTRAが結構お値打ちですね。混載ツアーなら私が参加した個人ツアーよりも若干安い。(私が参加したのも個人ツアーも混載です)
VELTRAのツアーは昼食、夕食込みでこのお値段。とてもお値打ち。
ルート詳細
どのルートを走ったのかがわかるように地図にまとめました。
シェムリアップからの位置関係がわかると思います。
ここからは、シェムリアップの遠方遺跡へ行ったことのない方のために、訪問した遺跡の基礎情報です。
ベンメリア遺跡とは
アンコールワットの東40kmの森の中に位置する寺院。アンコールワット遺跡群の一つとして世界遺産に登録されています。
アンコールワット建設前の11~12世紀頃に造営されたと推測されています。
内戦でかなり被害を受けており、今も散策ルート外には地雷が残っているようです。
全貌がまだ分かっておらず、すべてが発掘されるとアンコールワットを凌ぐ規模になるのではないかと言われています。
崩壊が激しいものの、その崩壊の仕方も美しく、まるで「天空の城ラピュタ」の世界に迷い込んだようにさえ感じさせられます。
*この遺跡が世界へ広く紹介される前にラピュタが上映されていることから、ここがモデルになったかどうかは明らかではありません。
シェムリアップから1時間程度で行ける遺跡なので、9時を過ぎると多くの団体観光客がやってきます。静かにラピュタの世界を味わいたいなら、7時頃にシェムリアップを出発して8時に到着できるプランがおすすめです。
距離的には、ぎりぎりトゥクトゥクで行ける距離なのですが、時間ももったいないし暑いカンボジアで冷房の効いた車に乗れるのはとてもメリットです。2人以上で行く場合はツアーかチャーターにしましょう。
コーケー遺跡(Koh Ker)とは
アンコールワットの北東100キロに位置する遺跡。
こちらもアンコールワット建設前の10世紀中ごろに、一時的に首都とされていました。
最も中心となるのはプラサットトムと呼ばれる巨大ピラミッド。最上段は35mほどの高さです。
高い建物が周辺に一切ないので、このビラミッドに上るとシェムリアップの街まで見渡せます。
1990年代にNHKが取材したときは、現地までの道がなかったためカンボジア軍のヘリコプターで訪問しました。それから20年たった今では、2~3時間程度の車移動で行けるようになっています。
ちなみに、コーケーとは遺跡群の総称です。人口貯水池のほか、30か所以上の遺跡があります。
現地では、コーケー遺跡というよりも、プラサットトムと言ったほうが伝わりました。
プリアヴィヒア寺院(遺跡)とは
9世紀から12世紀にかけて、四代の王様によって建設されたダンレク山の山頂、標高570m時点に建てられたプリアヴィヒア寺院は、2008年に世界遺産へ登録されました。
シェムリアップからプリアヴィヒアまで、直線距離で120km。走行距離は250kmにもなります。ここ数年で途中の道が舗装されて現地までは3.5~4時間で行けるようになりました。
プレアヴィヒア寺院の付近はタイとの国境に近く、国境が定まっていなかったたために、世界遺産登録してすぐにタイ王国軍との弾丸が飛び交う交戦状態となりました。2013年に国際司法裁判所がカンボジアに帰属するという判断を下してからは銃撃戦も収まりました。2018年現在は警備兵が駐在する程度です。
シェムリアップ遠方遺跡の1日観光
ホテルに待ち合わせ、朝食へ
ツアーガイドとは6時30分にホテルロビーで待ち合わせになりました。
宿泊したのはコートヤードバイマリオットシェムリアップリゾートです。
宿泊記をこちらにまとめています。
朝食が6時からだったので駆け足で食べました。
6時30分にロビーでガイドさんと合流し、しゅっぱーつ!
ベンツ?いえいえ、東南アジアによくありがちなロゴだけベンツです。
ツアーは私たち2名以外に、別の2名グループでした。
私は助手席後ろに。ガイドさんは日本語ペラペラのカンボジア人です。
別グループの人たち(+ガイドたち?)が朝食を食べていないということで、朝食を食べられるお店へ。
絶対にローカルの人と一緒じゃないと行けない、郊外のお店です。
店員さん休憩用のハンモック?
私たちはホテルで朝食をモリモリ食べたので、軽いのをお願いしたいと言ったら、麺ということになりました。
注文してしばし待ちます。
料理を待っていると、足元に猫ちゃんがやってきます。
おこぼれを期待してるんですね。
3分ほどで料理が出てきました。米粉麺?ローカルフードはおいしかったです。
お金を払っていない(ツアーに込み?)ので、現地料金でかなり安いんでしょうね。1~2ドルくらいなのかな。
猫ちゃんは何匹もいます。
店の子供がおままごとをしていました。
使っているのはリアル包丁。
日本ではありえない光景ですが、カンボジアではこうやって物の使い方を覚えていくんでしょうね。
ベンメリア遺跡へ
朝食を終え、ベンメリア遺跡へやってきました。
到着したのは8時過ぎ。観光客はほとんどだれもいません。
入口はパッとしないので、何があるんだろうって感じです。
お濠。
雨季には水があるらしいのですが、今は雨季の終わりで草しか見えません。
ベンメリア遺跡の第一ナーガ発見!
ナーガはインド神話に起源を持つ蛇神です。
ナーガは蛇神。
道の横をずっとナーガがはっています。
ベンメリア遺跡で発掘されている中央部へやってきました。
奥にあるのがそこへ入る門です。
門の前が崩壊していて、中に入ることはできません。
別の角度から。
まるでラピュタの世界にやってきたみたい!
写真で見るよりもずっとずっと迫力がありましたよ。」
中心部は歩道ができていて、観光しやすくなっています。
少し前はこれもなかったようで、観光客が増えたから作られたとのこと。
ところどころで崩れています。
崩れた石に苔がびっしりと。緑一色です。
上に合ったものが落ちてきたとのことです。
一部だけ、暗い地下通路?みたいなところを通ることができます。
強度をかなり挙げているので明るく見えますが、スマホで明かりを取らないと真っ暗です。
ここは元図書館とのこと。
1000年以上前の図書館、どんなところだったんだろうなぁ。
幅4メートルほどの板。これは門の上にあったもの(だったと説明された記憶があります)
ベンメリア遺跡は1000年近い間自然の中にあったので、多くの木が張り巡っています。
中には縦ではなく蔓のように横に伸びている木もありました。ガイドさんが勧めるので、ハンモックのように寝転がってみました。
出口付近では、観光地おなじみの物売りがいました。
さすがに壺を持って帰るのは無理です。
のんびりと観光して、所要1時間ほどでした。9時過ぎに出発します。
コーケー遺跡へ
ベンメリア遺跡を出て車で約1時間ほど走ったところにコーケー遺跡があります。
途中に牛さんを連れた方がいました。昼間は餌が多い所へ移動するそうです。
雰囲気がわかるように動画をご覧ください。Wifiを利用できない方はスマホ用をどうぞ。スマホ用は音声なしです。
*撮影はGoPro 7 Blackです。
コーケー遺跡へ入っていく道は砂利道でした。
コーケー遺跡には10時過ぎに到着しました。
コーケー遺跡の前には土産物屋が並んでいます。
ベンメリア遺跡よりも多いくらい。けっこうお客さんが来るんでしょうか。
土産物屋は雰囲気がわかるように動画をご覧ください。Wifiを利用できない方はスマホ用をどうぞ。
PC&Wi-fi用:コーケー遺跡の土産物屋(5MB)
スマホ(Wi-fiなし)用:コーケー遺跡の土産物屋(1.3MB)
*撮影はGoPro 7 Blackです。
さっそく、遺跡へ入っていきます。
ライオンの石像が至る所にいました。
ガイドの説明の様子を動画でご紹介。日本語がとても上手で、話が分かりやすいのがわかると思います。
PC&Wi-fi用:コーケー遺跡のガイド(22MB)
スマホ(Wi-fiなし)用:コーケー遺跡のガイド(6.8MB)
*撮影はGoPro 7 Blackです。
メインとなるピラミッド、プラサットトムは一番奥にあります。
遠くで見るとあまり大きく感じませんが、近くでみるとなかなか。
急な階段を上った頂上には、素晴らしい景色が待っていました。
頂上にも祠らしきものがありました。
ツアー仲間とカンボジアの大地をバックに記念撮影。空が青い!
*ガイドさん以外はモザイクかけてます。
*撮影はGoPro 7 Blackです。
帰りの階段は気を付けて降ります。
のんびりと行動して、観光時間は40分ほどでした。
観光できるところはそこまで広くないので、30分少々で周ることができますね。
11時頃にプリアヴィヒアへ向けて出発します。
道中で昼食
時間は、12時半。コーケー遺跡からプリアヴィヒア遺跡へ行く途中で、昼食を食べました。
場所はこちら。プリアヴィヒア遺跡へ入っていく分かれ道です。
店内の様子。
メニューはこちら。あれ、料金が書いてない!?
量とか味がよくわからないので、ガイドさんにお任せです。
出てきた料理たち。メニュー名はすべてわかりませんが、どれもけっこうおいしかったです。
ご飯に盛って食べました。おいしかったです。
昼食を食べ終わったのが、13時。プリアヴィヒア遺跡へ向かって出発です。
プリアヴィヒア遺跡へ
13時30分、プリアヴィヒア遺跡へ行くための駐車場に到着しました。
何もないところです。
ガイドさんが入場券を購入しています。2018年10月時点では、10ドルとのことです。
ここで4WDに乗り換えます。
1台往復25ドル。私のプランにはこの料金が入っていたと思います。
これ以外に、バイク(5ドル)もありますが、登っていく人を見ているとなかなかのアトラクションでした。
4WDのどこに乗るかって?
それはもちろん?この荷台です。
日本ではなかなか体験できない体験ですね。
とても急な坂を上るので、荷物やカメラなどはもちろん、自分自身が落ちないように注意してください。
4WDで上るルートはこんな感じ。
だいたい乗車時間は15分ほどでした。
4WDで登ったら、けっこうなお土産物屋がありました。
ガイドさん曰く、プリアヴィヒア遺跡はこの地方の重要な寺院なので、信仰心の深い人が近くに住んで商売をしているとのこと。
土産物を買わないので写真を撮り忘れましたので、代わりに近くにいたわんこ写真。
人懐っこくて、触っても問題なしでした。(多くの人が触ってかわいがっていました)
ここからは徒歩で登ります。
山頂の遺跡&絶壁までは20分くらいの登り坂です。
プリアヴィヒア遺跡の立て看板がありました。
矢印は左下から赤線を通って緑線で降りてくる案内でしたが、ガイドさんのおすすめで逆ルートを通りました。
途中に旗が立っています。ベトナムの国旗とユネスコ旗ですね。
敢えて旗を立てているのが、戦争のあった証に感じました。
旅行記とは関係ないのですが、この写真はロイヤリティフリー素材として500~1500円ほどで売っていました。
ここからは、プリアヴィヒア遺跡の横をひたすら上っていきます。
遠くに見えるのが、タイ兵士の詰め所です。
奥の緑の森はタイ王国で、2013年ころまではあの詰所のほうから大砲が飛んできていたそうです。
今は戦争も終わり、カメラを向けても問題ないので、手持ちのカメラで頑張ってズームしてみました。
兵士の人影がぎりぎりわかるかな。
*カメラ:Olympus O-MD EM10 MKⅢ 標準ズームレンズ
途中にカンボジア軍の詰め所がありました。
カンボジア軍が使っている望遠鏡をお借りして、無理やり写真を撮ってみました。
うーん、目で見たときは兵士が見えたのですが、写真にするならカメラのほうが望遠鏡よりも能力が上ですね。
プリアヴィヒア遺跡が見えてきました。
遺跡散策の前に、まずはガイドさんおすすめのカンボジアの大地が見渡せる絶壁へ行きます。
うぉぉ~~~!ものすごくいい景色!
GoProでも撮ってみました。
絶壁感、伝わるでしょうか。こういう景色の感動は、絶対に現地へ行かないと得られないと思います。
シェムリアップからとても遠いですが、ぜひ行ってみてください。
景色だけで満足してはいけませんね。このあとは遺跡散策です。
寺院跡なので、ベンメリア遺跡やコーケー遺跡ほどの豪華さはありませんが、時の流れを感じる遺跡でした。
遺跡を正面から。
確かに王朝の遺跡と比べて、宗教感がありますね。
ライオンの石像ですが、頭がとられています。
タイ王国との戦争よりも前からとのことですが、いつの時代にも戦争があり、争いが起きるとこういった破壊活動が行われるんですね。
プリアヴィヒア遺跡の観光が終わったのが15時30分、4WDが出発した麓へ降りてきたのがその15分後の15時45分です。
ここから、シェムリアップの街へと戻ります。
旅仲間と夕食へ
行きは回り道をしたので4時間半ほどかかったプリアヴィヒア遺跡への道のりですが、帰りは一直線に(かなり速度を出して)走るので、3時間20分ほどでシェムリアップへ到着しました。
せっかくなのでご飯を食べていこうということで、シェムリアップでおいしいお店へ連れて行ってくれました。
RATANA RESTAURANTです。
場所はこちら。
繁華街からはちょっと離れていますが歩けない距離ではないですね。
比較的お値打ちなホテルが近くに集まっているエリアです。
店内にはエビが泳いでいたり、
野菜が並べられていたりと、テンションが上がります。
今回は焼肉。野菜もたっぷりです。
カンボジア人は男が料理するんだよ、と言いながら、ガイドさんが調理してくれました。
いわゆるバター焼きなのですが、1回に使うバターの量は100gくらい。
バター追加はタダとのことで5回くらい追加しました。
余ったバターは手前に落ちてくる鉄板なので、ジャンジャンバターを使います。
これだけバターを使うのも日本ではなかなか考えられないですね。私でもそんな贅沢に料理できないので、ガイドさんに任せて正解です。
この後は、マッサージへ行くし、お酒も弱いので私はマンゴーミルクにしました。
もちろん、アンコールビールも飲みましたけどね。
最後はマッサージで締める
カンボジアはマッサージ天国。
せっかくなので、私にしてはちょっとゴージャスなマッサージを受けたいと思い、4ハンドオイルマッサージ(ホット薬草)の施術を受けるため、Cool sense spaへ行きました。
ここでもマンゴーオイルマッサージを体験。
2時間の4ハンドマッサージが5000円弱。日本じゃ考えられない価格ですね。
とても気持ちよく昇天することができました。
Cool sense spaの訪問記は、こちらに詳しくまとめているのでご覧ください。
まとめ
実質2日のシェムリアップ旅行のうち、まるまる1日を遠方遺跡ツアーへ行くことを決めたときは、もったいなかったかなとも思いました。でも、アンコールワット周辺の遺跡観光と両方を行ってみて、遠方遺跡を組み込んで正解だったと思います。
アンコールわっと周辺の遺跡もたくさんあって1日かけても回り切れないのですが、雰囲気はどれも近いものがあります。一方で、今回訪問したベンメリア遺跡、コーケー遺跡、プリアヴィヒア遺跡はすべて時代が異なることもあって特徴がはっきりとしています。1万円を超える高いツアー?いえいえ、こちらの観光はそれ以上の価値がありますね。日本語の説明を受けられたおかげで、さらに理解度が高まったと思います。
もしシェムリアップでの滞在時間が3日ある場合は、絶対に1日は遠方遺跡へ行ってみましょう。