海外から帰国して成田空港で国内線へ乗り継ぎをしたとき、成田空港のJAL国内線サクララウンジを利用しました。
国内線のサクララウンジなのに軽食があり、シャワーがありのとても便利なラウンジでした。
目次
成田空港のJAL国内線サクララウンジ概要
ラウンジの場所
成田空港のJAL国内線サクララウンジは、成田空港第2ターミナル本館3階の、保安検査場を通過した制限エリアにあります。
成田空港の非制限エリアにあるANA国内線ラウンジとは対照的ですね。
保安検査場を通過して、右手に行くと「サクララウンジ」の立て看板があるので、すぐに分かります。
国内線の保安検査場を通らずに国際線乗り継ぎをした場合でも、当然利用可能です。
向かい側にはキッズスペースがありました。
ラウンジ営業時間、設備
営業時間
7:30~10:00、13:30~最終便出発まで
設備
約100席(喫煙ルームがあります)
電話、ファックス(送信のみ)、コピー機、無線LANサービス、トイレ、シャワールーム(3室)
ラウンジ利用資格
さくらラウンジの利用資格です。
成田空港以外の国内線のサクララウンジ利用資格と同じです。
〇JAL国内線ファーストクラス利用者
当日出発、または当日乗継する方と同行者1名。
ファーストクラスの設定がある便がないため、対象者は事実上いません。
〇JAL国際線ファーストクラス、ビジネスクラス利用者
翌日午前2時までに乗継する方。出入国どちらでも利用可能。
ファーストクラス利用者は同行者1名も利用可能。
〇ダイヤモンド、サファイア、JCG会員と同行者1名
〇クリスタル会員(ラウンジクーポンにて利用可能)
〇ワンワールドエメラルド、サファイア会員
昼間は営業していない
首都圏の空港なのに、サクララウンジが昼休み?
不便じゃないの?と疑問に思ったので、成田空港を出発する国内線のフライトを調べてみました。
その結果、すべて利用時間内に出発する便でした。
ANAは9都市14便が出発するのに比べて、JALは4都市6便と少ないです。
成田空港出発便
成田 | 伊丹 | |
---|---|---|
JAL 3005 | 16:55 | 18:10 |
JAL 3007 | 18:25 | 19:50 |
成田 | 千歳 | |
JAL 3049 | 18:45 | 20:35 |
成田 | 福岡 | |
JAL 3057 | 19:00 | 21:10 |
成田 | 中部 | |
JAL 3083 | 10:05 | 11:15 |
JAL 3087 | 18:30 | 19:45 |
午前中は中部(セントレア)への出発便が利用できます。
午後は各空港への出発便が利用できます。
ラウンジ内にも出発便の一覧が書いてありました。とってもシンプルです。
ラウンジの様子(訪問記)
ラウンジの様子をご紹介します。
ラウンジ入室
ラウンジの看板に従って歩いていくと、一番奥にラウンジがあります。
周りには何もないので、秘密の場所感があります。
搭乗券をかざして、入室しました。
クッションが常設された座席は、なかなか座り心地がいいです。
写真は1室ですが、このサイズの部屋が3つあります。
利用した時間は午前8時~9時45分でしたが、9時半ごろまでは利用者が10人ほど、それ以降は0人でした。
セントレア便が10時5分発なので、その搭乗者のみが利用しているという感じでしょうか。
一人当たり10席分のスペースがありますので、かなりゆったりと使えました。
フードコーナー
フードコーナーをご紹介。
入口入ってすぐと、奥のほうに2か所あります。
トマトジュース、オレンジジュース、リンゴジュースがあります。下にはペリエや牛乳がありました。
ビールは写真では見にくいですが、黒ラベルでした。
紅茶、コーヒーがあります。
いちごマフィンとサンドイッチ。
国際線の深夜便の朝食を食べるくらいなら、このサンドイッチのほうが断然美味しいです。
(2018年12月9日訪問追記)
サンドイッチがなくなっていました。
奥にあるビールサーバーはザ・モルツでした。
奥には、コーヒーメーカーとは別に、エスプレッソ機がありました。
利用者が多い夕方を想定しているのでしょうね。
深夜便では朝食を食べなかったので、サンドイッチをいっぱいいただきました。
とても惜しかったのですが、カロリー計算が怖いです。
2018年12月9日に訪問して食べたもの
サンドイッチがスコーンに代わっていました。
また、個包装されたおつまみが増えていました。
シャワールーム
深夜便で帰ってきたので、シャワーをお借りします。
待ち時間はありませんでした。
スタッフさんに伺ったところ、朝はラウンジ利用者が少ないがシャワーの待ちがたまに発生することがある、夕方はラウンジ利用者が多いがシャワーの待ちはほとんどないとのことでした。
入ってすぐの脱衣所兼洗面所。
海外ラウンジのシャワールームと比べ、こじんまりとしていますが、着替えには十分のスペースです。
ヘアブラシ、歯ブラシ、シャワーキャップがあります。
これとは別に、ドライヤーがあります。手に持ってできるタイプでしたので、使いやすかったです。
化粧水などはありませんでしたが、目的は深夜便を乗った後の汗を流したいだけですので、これで十分です。
海外と違い、ユニット式のシャワールームです。
アメニティはどこのものかわかりませんでした。シャンプー後の軋みがちょっと気になったので、私には合わなかったかもしれません。髪質は個人差があるので、あくまで私の感想ということで。
まとめ
地方都市から成田空港を経由して国際線へ行くとき、または帰るとき、このサクララウンジは非常に居心地がよかったです。
発着便が少ないため、利用する方も少ないと思いますが、午前と午後の2便がある、中部、伊丹空港から乗り継ぐ方にとってはとてもありがたいですね。
居心地がよいラウンジですので、もしこれらフライトに搭乗する機会があれば、利用してみてください。