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中国で通信(ローミング)ができる海外SIM

ここからが本題。中国ではどのSIMを使ったらいいの?

まず、中国でローミングを行えて、日本で買えるSIMは主に以下の2つです。それに、auの世界データ定額も使えますね。

AIS製「SIM2Fly」

中国聯通香港製「Mainland China and Hong Kong 7 Days Data SIM」

・au「世界データ定額

 

この3つのSIMを説明します。

 

AIS製「SIM2Fly」

タイの通信会社AISが販売するツーリストSIM。

中国以外に、日本、韓国、香港、マカオ、台湾、シンガポール、インドネシア、など18か国で利用できます。

タイ国外で使用するためのSIMだったため、以前はタイで使えませんでした。今はタイでも利用可能です。

中国でのローミング先は中国移動(China Mobile)

 

中国聯通香港製「Mainland China and Hong Kong 7 Days Data SIM」

中国聯通のグループ会社、中国聯通香港が販売するツーリストSIM。

中国以外に、香港と中国で利用可能です。

中国でのローミング先は中国聯通(China Unicom)

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au「世界データ定額」

世界163か国でローミングを利用できる、auのオプションサービス。auユーザーなら非常にお得です。

中国でのローミング先は中国聯通(China Unicom)

詳しくは以下の記事にまとめたのでご覧ください。

これら以外にも中国移動香港製の10日間1.5GBデータプリペイドSIMなどがありますが、上の3つを抑えておけばいいでしょう。

中国電信をローミングできるSIMはみあたりませんでした。まずは中国移動と中国聯通のローミングができれば心配ありませんね。

 

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中国でローミングできるSIMの比較

中国でローミングできる3つのSIMを比較しました。

SIM名 AIS
SIM2Fly
②中国聯通香港
プリペイドSIM
③au
世界データ定額
販売元(国) AIS(タイ) 中国聯通(香港) 日本
利用日数 8日間 8日間 24時間毎
利用可能容量 4G 2G 契約者data量
通信 データ専用 データ専用 データ専用
中国本土での
ローミング先
中国移動
China Mobile
中国聯通
China Unicom
適用Band
Band1 3G/4G(FD)
Band3 2G 2G/3G/4G(FD)
Band8 3G
Band34 3G
Band38 4G(TD)
Band39 3G/4G(TD)
Band40 4G(TD) 4G(TD)
Band41 4G(TD) 4G(TD)
中国以外の
利用可能国
日本(docomo)
韓国(SK Telecom)
香港(3)
台湾(Chunghwa)
シンガポール(Starhub)
インドネシア(Indosat)
マレーシア、ラオス、インド、マカオ、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、オーストラリア、ネパール、カタール、スリランカ、チベット
香港
(China Unicom)
160か国
以上
Amazon価格
(2019年5月)
1250円 1040円~
1泊2日(24時間) 1250円 1040円~ 0円
2泊3日(48時間) 980円
4泊5日(96時間) 2940円
6泊7日(144時間) 4900円

 

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SIMに関するコメント

一般的に、中国では中国移動が最も繋がりやすいと言われています。

ただし、中国移動の電波が悪いところで中国聯通は繋がりやすかったという話もあり、中国移動が絶対ではないようです。

私が選ぶなら、安定の中国移動が使えるAISのSIM2Flyですね。

 

①True TRAVEL ASIA SIMは中国移動を使います。

一方で、②中国聯通香港プリペイドSIM③auデータ定額は同じ中国聯通のローミングですので、電波の繋がりやすさは同じです。そのため、スマホ本体の性能(適用band)によって決まります。

 

繋がりやすさ以外のこの2つのSIMの大きな違いは適用Bandです。

ドコモの格安スマホを使っている方は②中国聯通香港プリペイドSIMを使うべきでしょう。

XperiaやGalaxyの上位機種のようなグローバルモデルのandroidスマホやiPhoneを使用している方は、①~③のどれでも選ぶことができます。

世界遺産など地方にも行く可能性のある方は、地方部でも繋がりやすい①SIM2Flyをお勧めします。

コメント一覧
  1. ひっしゃん より:

    HUAWEIのP20liteの購入を検討しています。この製品のスペック表には4G BAND(TD-LTE41)と記載されています。日本で購入し、可能なら、上海市内でも現在使用中の中国移動のシムで使用したいと思っています。
    ご承知のように、中国では電話番号を維持したければ、キャリアを変更できません。
    ネットでいろいろ調べたのですが、中国移動のシムが使用可能というご意見と不可能とのご意見が散見されて、とても不安を感じています。
    また、BAND(TD LTE41)についても、日本と中国では異なるため、利用できないというコメントも見られました。
    素人の私には判断できるだけの知識がないので、当該スマホの購入について悩んでいます。
    どうか、ご教示いただけますようよろしくお願い申し上げます。
    上海市内でも中国移動のシムで利用可能でしょうか?

    • resortmiler より:

      ひっしゃんさん

      お返事遅れてすみません。
      まず、私は通信の専門家でも端末の専門家でもないことをお伝えしておきます。
      ですので、100%のお答えはできないのでご了承ください。

      P20 liteは日本モデルの他、海外モデルが複数出ているので、ご使用の機種がどのモデルなのかを確認したほうがよいです。
      日本モデルの場合は、Band41が使えるので大丈夫だと思いますが、海外モデルはBand41が適用されていないのもあるようですね。
      Band41は中国と日本とで異なるというのは初めて聞きました。
      確かに周波数の若干の違いはあるかもしれませんが、電波を拾えないということはないのではないでしょうか(ここは責任が持てませんが、、、)。

      長期滞在とのことですので、
      日本の端末を持って行って、使えなかったら現地で購入を想定しておくという方針が良いのではないでしょうか。
      なお、私の友人は日本から持参したHUAWEIを上海で使用していますが、快適に使えているようです(通信業者、端末モデルは不明)。

      歯切れのよい回答ができず、申し訳ないです。

      • budsd111hinetzaqnejp より:

        早速のご回答心より感謝申し上げます。
        HUAWEI JAPANにも直接メールで質問しましたが、実際に検証していないので、ご回答はできません。との返信でした。
        また、①スマホ本体、②シム、③使用場所の3条件ともの周波数が合致すれば理論的には使えると思います。との補足説明がありました。
        BAND41に上記3条件とも一致していると思いますので、私は使えると思っています。
        ただ、メーカー側としては日本向けに生産販売するスマホについて日本での使用についての保証はできても、正式には答えたくないのだと思いました。
        アドバイスいただいたとおり、上海で実際に中国移動のシムで試すしかないと思います。
        これ以上心配しても仕方がないので、購入して上海で使えなければ、上海の中国移動のショップで別途スマホを購入したいと思います。
        改めて、御礼申し上げます。

      • budsd111hinetzaqnejp より:

        AmazonのホームページでのP20liteについて質問された方へ下記のような回答が掲載されていました。
        参考として当該ブログのアドレスが添付されているのですが、この回答者は中国移動の4Gは特殊なので、使えません。と誤った回答をされていますね。
        もし、本当に使えないのなら、B41でも日本と中国では別ものということになりますので、混乱を招かないよう明確に根拠を説明いただけたらと思いました。
        P20liteを購入しましたので、上海で中国移動シムを試したと思います。
        結果についてはまた投稿したいと思っています。

        (Amazonでのコメント)
        カスタマー Q&A
        質問: 中国移動の4Gに対応してますか?
        答え: 中国3大キャリアの内、唯一中国移動(China Mobile)だけは4Gも3Gも使用バンドが特殊なので使えません。
        中国電信は3Gが特殊なので、中国聡通がお勧めです。(4Gも3Gも使える。)
        http://test.resortmiler.com/entry/sim-china-roaming#3Band
        投稿者: Giovanni's 、投稿日: 2018/12/01

        • resortmiler より:

          Amazonへのリンクに関して教えて頂き、ありがとうございます。私の知見でお答えします。
          Band41について、日本(S社)はAXGP方式、中国China mobileはTD-LTE方式と異なります。しかし、AXGP方式はTD-LTE方式と互換性があるので繋がると思います。
          もちろん実際はどのバンドを掴むかわかりませんし、本当の正解は、現地へ行ってからしかわからないと思います。

  2. 匿名 より:

    ローミングできる3つのSIMの表で、AISの販売元はAISだと思いますが。
    Trueは別の会社だと思いますが、いかがでしょうか。

    • resortmiler より:

      おっしゃる通り書き間違いでした。コメントありがとうございます。修正しました。

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