韓国旅行、ウォンをどこで手に入れますか?
実際のところ、韓国ではクレジットカードを持っていけば、ほとんどウォンを使うことはありません。
でも、現金があると安心なのは間違いないですね。
日本円からウォンへお得に両替する方法
ウォンを手に入れる方法はいくつかあります。
その中で、お得に両替する方法はこちらの2つ。
LINE payを使って、お得で便利な両替!
その中で、おすすめな両替方法はLINE payを利用する方法です。
クレジットカードによる海外キャッシング
クレジットカードによる海外キャッシングもお得です。
海外旅行へよく行かれる方、海外赴任されている方が良く利用する方法ですね。
私も過去記事で書いている通り、とても便利ですのでよく利用しています。
海外キャッシングのデメリットは、たまに使用しようとしたクレジットカードがATMではじかれてしまうこと。
日本のカードでは使えない銀行ATMがあることがあるため、私は念のため2枚持参しています。
大きな空港であれば、複数の銀行ATMがあるので、降ろせなかったことは今までありません。
韓国での両替、手数料をまとめたら、こんな順ですね。
— リゾートマイラー (@ResortDiver52) September 8, 2019
[高い]
日本での両替所(約12%)
> 韓国での両替所(約5%)
> LINE(108円)
≒ クレカキャッシング(約1.5%)
[安い]
キャッシングは便利だけど、繰上げを忘れたらお得さ半減。韓国ではLINEが一番かな。キャッシングは1ヶ月後に返すと想定。
30万ウォンを引き出す場合の手数料まとめ
2泊3日で遊ぶための予算として、30万ウォン引き出す想定し、手数料をまとめてみました。
比較として、両替所や外貨宅配を載せています。
LINE Payと海外キャッシングのお得さが際立ちますね。
日本で両替したら大損です!!
必要な日本円 | 手数料 | |
LINE Pay | 24,972円 | 0.4%(108円) |
海外キャッシング* | 26,801円 | 1.2% |
日本の空港で両替 | 30,780円 | 16.2% |
韓国の空港で両替 | 28,167円 | 6.4% |
外貨宅配 | 29,640円 | 11.9% |
為替ベース | 26,484円 | 0% |
*海外キャッシングは18%/年、30日後に返済したとして、1.2%で計算しています。
今回は、LINE payを使った韓国ウォンの両替をご紹介します。
LINE payで両替する方法
手順まとめ
LINE payで両替する方法の手順をまとめます。
手順としては大きく分けて2つ。LINE Payの登録と韓国ATMです。
LINE Payの登録
- LINE payに登録する。
- LINE Payの本人確認(銀行口座登録)を行う。
- LINE Payにチャージする。
韓国ATM両替
- マイナンバーカードを登録する。
- 韓国ATM両替の予約番号を取る。
- 韓国の新韓銀行でウォンを引き出す。
LINE Payの登録は多くの方が済ませていると思うので割愛します。
登録していない方は公式サイトをご覧ください。
ここでは、韓国ATM両替について、体験記を中心にまとめます。
韓国ATM両替の体験記
マイナンバーカードの登録
LINE Payが登録できたら、次はマイナンバーカードを登録します。
LINE Payの下のほうに、「韓国ATM」というのがありますので、そこをクリック。
通常のLINEアプリから、LINE Payを起動してくださいね。
マイナンバーカードを送る画面になりました。
通知カードの場合は、免許証など顔写真のあるものが追加で必要です。
私がマイナンバーカードを送信したのが火曜日の21時頃。
承認が得られたのが水曜日の14時頃。
数日~数週間かかるとの情報がありましたが、混雑していなければ翌日には完了するようです。
韓国ATM両替の予約番号を取る
マイナンバー登録が終わったら、次は予約番号の取得です。
同じく韓国ATM両替をタップすると、利用目的、暗証番号を入力する画面が出てきます。
利用目的は旅行でいいですね。
暗証番号は、今回ATMでお金を引き出すための一時的な暗証番号です。
忘れなければ、何でもOKです。
予約番号はすぐに取得できます。
24時間したらリセットされるので、再度おろす場合は再取得してください。
もし忘れても、LINEのトーク「LINEウォレット」に通知が来ているので大丈夫です。
この予約番号の取得は、ATMからお金をおろす直前にもできますので大丈夫です。
韓国の新韓銀行でウォンを引き出す
さっそく、韓国のATMでお金を引き出します。
利用できるのは新韓銀行(SHINHAN BANK)。韓国内に店舗がたくさんあり、特に駅に多いイメージ。
新韓銀行の位置が知りたい方は韓国語の地図ですがこちらをご覧ください。
仁川国際空港にももちろんATMが何か所もありますので、安心してください。
私がATMに到着したのは、23時。駅前なので街頭は多数ありますが、銀行は締まっているので真っ暗です。
営業時間は7:00~23:30。
早朝から深夜まで利用できるのがうれしいですね。
さっそく画面の操作へ。
ハングルばかりでよくわかりませんが、左下にLINE Payのロゴが見えますので、ここをタップ。
暗証番号は隠して入力してねという注意画面が出ます。
右上の緑の文字をタップ。
LINE Payのロゴがある、「両替EXCHANGE」をタップ。
ここでようやく日本語が出てきました。
ATMでできる操作は出金のみ。
受付番号を入力。
今回は5万ウォンを引き出します。
LINE Payの残高からいくら引き出すのか、明細が出てきます。
30%の優遇レートというのがどういうことなのか不明です。確認をタップ。
試しに10万ウォンを入力しました。手数料は同じですね。
取引完了。明細を発行します。
お金を準備して
出てきました!
はい、もちろん確認しますよ。
ばっちり5万ウォンです。
いくらまで引き出せるのか、試してみました。
持っていたLINE Pay残高は19397円。LINE Payボーナスが9872円ですので、実際は9525円。
結果はこちら。
5万ウォンは先ほど引き出した明細。10万ウォン(約9000円)までは引き出すことができました。
15万ウォンは引き出せなかったので、LINE Payボーナスは引き出せないんですね。
従来からの一般的な両替との比較
LINE payや海外キャッシングがどの程度お得なのか、従来からの方法をまとめます。
一般的な両替方法はこちら。
- 日本の空港での両替
- 現地(韓国)の空港での両替
- 外貨宅配
日本の空港で両替
海外現地通貨を入手する方法として、一般的に有名なのは空港の外貨両替。
日本を出国する空港の外貨両替は、その場でできてすぐに受け取れるというのがメリット。
羽田や成田、関空や中部(セントレア)には、多くの外貨両替があって、にぎわっていますね。
日本の空港での外貨両替のデメリットは、両替手数料が高いこと。
最も手数料の少ないドルで2~3%。ユーロも比較的安くて4~5%。
じゃあウォンはというと、10%以上。
この日のセントレアでの外貨両替のレートは0.1026円/ウォン。
1026円で10000ウォンが両替できます。
一方、外国為替レートは0.08828円/ウォン。(画像は両替翌日。両替当日は0.08829円/ウォン)
883円で10000ウォンがもらえます。
日本の空港での両替はかなり高いですね。
仁川空港での両替
残念ながら写真は撮れませんでしたが、仁川空港でレートを見てきました。
仁川空港での両替では、0.09389円/ウォン。手数料6%でした。
両替所で両替する場合は、韓国に到着してから両替したほうがよいですね。
外貨宅配
日本で、自宅へ外貨を宅配してくれるサービス。それが外貨宅配です。
外貨両替としてもっとも有名な会社の一つ、TRAVEREXのレートを確認します。
外貨宅配のレートは0.0988円/ウォン。
日本の空港より安いけど、韓国の空港よりは高いですね。
韓国ATM両替まとめ
日本円から外貨への両替。
海外キャッシングがお得なのは間違いないです。
でも、利用可能なクレジットカードを複数枚準備したり、繰り上げ返済が必要だったりと、手間が多いです。
その反面、韓国においては「LINE Pay」が最も手軽でお得な外貨両替方法であるのは間違いないでしょう。
近いうちに韓国へ旅行する予定の方、ぜひLINE Payの韓国ATM両替を利用してみてください。