2017年年末、家族でシンガポール旅行をしました。ANAのマイルを使った特典旅行です。
シンガポールへは、ANAやJAL、シンガポール航空が、東京発着だけでも一日13便、日本全体では大阪、名古屋、福岡、広島など合計20便以上の直行便があります。
もちろん、名古屋からもスターアライアンス加盟のシンガポール航空の直行便があります。でも、私はあえて直行便を選ばずにタイ経由を選びました。
2歳未満の乳児がいる家族の私が、なぜ時間のかかる経由便を選んだのか、その理由をまとめたいと思います。
目次
家族旅行では何を優先するのか?
みなさんが旅行するとき、何を基準に決めますか?
〇〇に行きたい!日程優先!とにかく安く!ラグジュアリーなホテルに泊まりたい!
いろいろとありますよね。
でも、すべてを叶えるのは不可能です。例えば、2泊3日でオーランドのディズニーワールドへ5万円で行きたい、と言われても無理なものは無理なんです。
じゃあ、家族旅行には何を重要視するのか。
私は家族と相談して、以下のポイントを挙げてみました。
全部で6つもありますが、優先順位は①が最も高く、⑥が最も低いです。迷ったら⑤⑥を妥協する感じですね。
①旅行先は比較的安全で、子供の遊べる場所が多いところ
私の子どもたちはお出かけが大好きです。しかし、妻はどちらかというと旅行が嫌いです。家でのんびりしているほうが好きなタイプなので、私と子どもたちが強引に連れ出している感じ。子どもが楽しめるところでないと、家から出てきてくれません。また、ザ・東南アジア!のようなところは、旅行計画の時点でNGが出ます。
②移動は日中(フライトは10時~18時)
最優先に考えたのはフライト時間です。我が家の子どもたちの就寝時間は、20時30分。ご飯は他で何とかするとしても、20時にはホテルに着きたいです。
イミグレや移動を考えると、フライトは18時まで、遅くても19時までに着陸したいですね。万が一、遅延したことを考えると、ベターなのは17時までの着陸です。
③小学生はあまり休ませないようにしたい
我が家の子どもたちは上が小学生、下が保育園の乳児です。
保育園は休ませても問題ない(親が休みの時は家族と過ごしてくださいという保育園の方針です)のですが、小学校は極力休ませたくない。
また、元旦以降は子供たちの顔を見ることを楽しみにしている両親たちの元へ行かせたい。
④ホテルはきれいでラグジュアリー
家に居たい人を外に出させるには、家よりも良い環境を整えるしかありません。
家と対比するのはホテルですよね。
つまり、ホテルが家よりもよかった!と思わせないと、今回の旅行を成功させることだけでなく、今後の旅行計画にも響きます。
⑤移動も楽しみの一つ
私は、どちらかというと、飛行機は移動手段。現地で多くの時間を取りたい派です。
でも子どもたちにとっての飛行機は、観ることも乗ることも楽しい瞬間ですよね。
せっかく家族が飛行機を楽しむなら、私も楽しまないともったいない!
そこで、家族みんなが空港や機内も楽しめることを考えました。
⑥コストは極力抑えたい
特典旅行なので、旅行費用はかなり安くなりました。でも、抑えられるところは極力抑えたいですよね。
夏に行った香港のホテルは高かったですが、シンガポールのホテルも高い!
じゃあどうしたら安くできるのか、考えました。
決定した家族旅行のスケジュール
上の条件を考慮した結果、今回の家族旅行は5泊6日、以下のスケジュールになりました。6日間の行程で4フライトです。
概要 | 宿泊 | |
---|---|---|
1日目 | 名古屋(NGO)⇒バンコク(BKK) | ICバンコク |
2日目 | バンコク(BKK)⇒シンガポール(SIN) シンガポール観光 |
ICシンガポール |
3日目 | シンガポール観光 | |
4日目 | ||
5日目 | シンガポール(SIN)⇒バンコク(BKK) |
CPバンコク |
6日目 | バンコク(BKK)⇒名古屋(NGO) | - |
*IC:インターコンチネンタル
*CP:クラウンプラザ
このスケジュールにしたポイントはこんな感じ。
〇行先はシンガポールに決定
夏休みに行った香港は合格が出ています。そこで、香港と似た雰囲気の行先として、シンガポールに決めました。シンガポールは動物園や水族館、ユニバーサルスタジオがあって、遊ぶところに困りませんよね。
シンガポールのチケットやツアーはKLOOKがお得です。こちらから登録すると、KLOOKで使える25香港ドルがもらえます。
例えば、シンガポール動物園のチケットは10%引きで購入できます。
シンガポールフライヤーやユニバーサルスタジオは15%引き、マーライオンタワーは驚異の25%引きとどれもお得なので、ぜひKLOOKを利用してください。
〇名古屋⇔バンコクはタイ航空、バンコク⇔シンガポールはシンガポール航空
本当は名古屋⇔東京⇔シンガポールにしたかったのですが、HND10時45分発のNH841便やHND11:05発のSQ637便は人気なので、4人分の特典が取れません。仮にとれたとしても、帰りの同じような時間の便が取れないんですよね。また、往復は同じエアラインで取らないと乳児料金が2~3倍になることも、羽田経由を断念した理由の一つです。
なお、名古屋発着のシンガポール航空は、シンガポールから名古屋へのフライトが深夜になるので、NGでした。
幼児の特典航空券については、こちらの記事にまとめていますので、ご覧ください。
〇ホテルはIHGに集約、ホテルがお値打ちなバンコクを経由
2017年前半からIHGを利用始めたため、ホテルはインターコンチネンタルを中心に選択しました。IHGのポイントが貯まっていましたので、シンガポールでは1泊5万ほどの日にちがありましたが、ポイントのみで宿泊して、コストを下げられました。
バンコクはラグジュアリーなホテルが多いことで有名です。どうせトランジットで1泊するならと、バンコクを選びました。空港からホテルまではUBERを使って片道1000円ほどでした。UBERについては、こちらでまとめています。
この旅行でかかった費用は以下記事でまとめています。みなさんのご参考になれば。
まとめ
今回は、私の旅行計画の立て方をまとめてみました。
特になかなか行けない海外旅行は、できる限り多くのことを詰めたくなります。
そんなとき、何が目的なのか、何が譲れないのかをはっきりさせると、おのずと最適なプランができてきますよ。
皆さんも旅行日程で悩んでしまったとき、いったん出発地点に立ち戻ってみて、後悔のない旅行を楽しみましょう。
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