JAL国内線はすでに2018年3月までのウルトラ先得運賃が発売されました。2018年のJGC修行を予定している方は、もう航空券を発券しているでしょうか。
すでにJGCを取れるまでの予約を済まされた方もいると思いますが、まだまだの方も多いはず。JALの国際線は半数が羽田/成田発のため、セントレア発の国際線は少ないです。じゃあセントレア発のJGC修行は国内線を中心とすべきなの?という疑問がわいてきました。
そこで、私が拠点としているセントレア発の2018年国際線JGC修行について考えてみました。その結果、国際線の修行を基本とした場合、セントレア発のJGC修行も悪くないなというのが一番の感想です。
目次
国際線(シンガポール)は最も効率の良いシンガポールで検証
セントレア発であっても、お得なのはシンガポール行きです。アジア行きのFOP1.5倍は重要ですね。プレミアムエコノミーもありますが、今回はエコノミーで考えています。
東京発の場合
まずは東京発の
東京発の場合は東京ーシンガポールだけでは単価はそれなりです。
エコノミークラスでの修行の一例ですが、最安値でも53930円で5768FOP。単価は9.3円です。悪くはないのですが、よくもないですね。
そこで、沖縄経由、いわゆるOKAタッチを絡めてみましょう。沖縄往復を含めると83300円、13456FOP(2884×2、2368×2、1476×2)で単価は6.2円。やっぱりOKAタッチは優秀な路線です。
このルートの最大の弱点は3.5日かかることです。金曜の午後に羽田を出発し、月曜午後に羽田空港に帰るということで、カレンダー通りの勤務の方は1.5日の年休が必要です。
行きの羽田は土曜日の0:05発ですので、日曜日のフライトだと正規割引のルールを外れてしまうために、割高になってしまうんですよね。効率重視で沖縄へ行くのに、割高になっては意味がありません。
セントレア発の場合
セントレアからシンガポールまで、JAL便を含むワンワールド便は飛んでいないので、東京経由便が一般的です。さて、東京経由とするとどのようなフライトになるのでしょうか。
セントレア発だと、金曜午後発、日曜日夜帰りで60130円、7340FOP(2884×2、784×2)なので、単価8.2円です。
日程によっては、ブッキングクラスS(55290円)が空いていたので、それならばFOP単価7.5円。金曜の午後を休みにするだけで7340FOPが稼げる。これって結構いいですね。
東京/中部(セントレア)/大阪の国際線は同一料金
なぜ、セントレアはFOP単価がよいのか?
それは東京発であってもセントレア発であっても、運賃は同一だからです。
こちらの国際線の運賃表をご覧ください。
もともと、国際線の運賃はブッキングクラスで決められていますが、東京/大阪/名古屋発は乗り継ぎに関係なく同一料金です。それに対して福岡とその他空港はすべて往復1万円追加です。
東京はそのまま海外へ飛べるので、乗り継ぎの機会はほとんどありませんが、大阪/名古屋は東京乗り継ぎとなるケースが多いですよね。
東京乗り継ぎとなる場合、運賃は同一ですが、FOPは乗り継ぎをした分だけ多くなります。しかも、国際線の国内区間なので、FOPは100%付きます。これはJGC修行に対しては非常にお得です。セントレア利用の方だけではなく、大阪の方も、JGC修行に関しては東京乗り継ぎにすべきですね。
シンガポール以外にセントレアからお得になる国際線はないの?
シンガポール行きがお得になるのはわかりました。じゃあ、修行はセントレアだけなの?
シンガポール以外にもセントレアや大阪がお得になる国はいくつかあります。タイやベトナムがその対象ですね。リンクを張り付けるので、気になる方は運賃をご確認ください。
まとめ
JAL国際線の多くは東京を発着としています。そのため、時間と便数は東京住まいの方が圧倒的に有利なのは間違いありません。
一方で、目的地によっては、セントレアや大阪、福岡でも同じような価格設定となっている場合があります。価格設定が同じなのに多くのFOPをもらえるのはお得ですよね。
また、KUL発券のように、海外発券が非常にお得になる場合もあります。
一方で、単価だけ追い求めた修行も楽しくないです。ほどほどが一番ですね。
行ってみたい国について、どのルートがお得なのかを調査して、お値打ちに楽しいJGC修行をしていきましょう。