夏は海にシュノーケリングへ出かけよう。
私は海が大好きなダイバーです。
最近は潜っていないものの、1年で30本ほど潜った年もあります。
暖かい海にはきれいな魚がいっぱい!この素晴らしい海を子供たちに見せたい!
ということで今夏、我が子(8歳と6歳)がシュノーケリングデビューしました。
シュノーケリングを始めるためには、道具を買いそろえなくてはいけません。
ダイバー目線で私が子供たちのシュノーケリングに必要だと考える道具、そして実際に購入した道具をご紹介します。
目次
シュノーケリングに必要な道具
子供が初めてシュノーケリングをするために必要な道具はなんでしょう。
必須な道具、準備したほうが良い道具をまとめます。
必要な道具
子供がシュノーケリングを行うのに、こちらの5点は必ず必要です。
5.水着は皆さん持っていると思うので、今回の説明から割愛します。
- マスク&シュノーケル
- フィン
- マリンシューズ
- ライフジャケット
- 水着
1~4についてご紹介していきます。
準備したほうが良い道具
次に、準備したほうが良い道具です。
- ラッシュガード
- グローブ
- 曇り止め
1.ラッシュガードはシュノーケリング用というよりも、水遊びに必須なアイテムですので、ここでは割愛していきます。
グローブとは、いわゆる手袋。岩場のビーチでシュノーケルを行う場合は、準備したほうが怪我が少ないです。
ここからはシュノーケリングにお勧めな道具をご紹介します。
マスク&シュノーケル
正確には顔に当てるのがマスク、息を吸う筒がシュノーケル。
一般的にまとめてシュノーケルと認知されています。
子供のシュノーケリングには、視野の広い一眼タイプがおすすめ。
二眼タイプをお勧めする人は、視力が弱い方ですね。二眼タイプには度付きレンズを入れられるマスクがあります。
マスクの選び方のポイント
大きさ
頭の大きさによって変わってきます。
ダイビングほどシビアではありませんが、大きめだと水が入る、小さめだと痛いなど、頭の大きさにあったマスクを選ぶのが大切です。
本当は試着するのが一番なのですが、通販で買う場合は複数のレビューを見てみましょう。
ゴムの色
これはおしゃれかどうかではなく、機能面についての解説です。
マスクのゴム(顔に当てる柔らかいところ)は、半透明の白か、真っ黒が多いです(たまにピンクとかあります)。
ゴムはシリコンゴムで、本来の色は半透明の白。
黒はシリコンゴムを着色させたものです。
白のメリットは耐久性。なかなか経たりにくいです。
一方で日に焼けて黄色くなりやすい(黄色が目立つ)、ちょっと固めというデメリットもあります。
また、白だと子供の写真がきれいに映ります。
着色したものは顔が陰になってしまうので、ちょっと暗い表情の写真に。。。
ゴムの色は見た目以上に機能が変わってくるので、慎重に選びたいですね。
一眼タイプか二眼タイプか
子供のシュノーケリングには一眼タイプがおすすめ。視野が広いです。
一方で、下の写真のような二眼タイプは、メガネのように度付きにすることができます。
視力が悪くないのであれば、一眼タイプがおすすめです。
フルフェイスかマスクか
最近、シュノーケルとマスクが一体となったフルフェイスタイプのマスクが出てきました。
口&鼻のエリアと目のエリアが異なるため、曇りづらいのがメリットです。
ただしサイズが多くなく、基本的に12歳以上の中学生や大人が対象の商品です。
小さいお子さんには購入しないように注意しましょう。
シュノーケルの選び方のポイント
シュノーケルの選ぶべき機能もいくつかあります。
排水弁&浸水防止弁が付いているか
排水弁は、もしシュノーケル内に水が入ってしまったとき、シュノーケルの下部から自動で排水してくれる弁です。
浸水防止弁は、シュノーケルの上部まで水に浸かったら、自動的に弁が閉じてシュノーケル内に水が入るのを防ぐ弁です。
排水室が付いているか
下の写真のように、下が出っ張っているシュノーケルがあります。
これは、排水室。もし水が入っても、そこに水が溜まってくれるので、誤って水を吸ってしまうことを抑制する機能があります。
子供用設計となっているか
シュノーケルが太いと息がたくさん必要です。
大人と比べて、子供は排気量が少ないので、細いものがおすすめです。
また、マウスピースの大きさも大小さまざまです。
ここまで注意するのは難しいですよね。
基本的に、子供用とうたっているものを購入すれば大丈夫でしょう。
フィン
フィンを選ぶポイントは3つ。
大きさが適切か
フィンは大小さまざま。
シュノーケルをやる目的であれば、大きなフィンにする必要はありません。
脚力が小さい子供は、小さめのほうが使い勝手がいいです。
サイズの比較はなかなか難しいですが、足の大きさの2倍程度のフィンで十分使えます。
ビーチでシュノーケリングするには、むしろ大きいフィンが邪魔になりますよ。
ストラップタイプかフルフットタイプか
あまり心配することはありませんが、たまにフルフットと呼ばれる、素足で履くフィンがあります。
かかとにストラップがないので、よく見ればすぐにわかります。
このフルフットタイプは、足のサイズがすぐに変わってしまう子供には向いていません。
ストラップタイプを選ぶようにしましょう。
海に浮くか沈むか
意外と見落としがちな注意事項として、フィンが浮くか沈むかは割と重要です。
基本的にプラスチック製は浮きますし、ラバー製は沈みます。
個人的には浮いたほうが良いと思います。
理由は2つ。
- 足が浮くことで、シュノーケリングの体制になりやすい。
- 落としても、水面に浮くので、見つけやすい。
特にボートシュノーケリングするときは、初めから水深5mくらいのところへ行くこともあります。
万が一シュノーケリング時にフィンが外れてしまったら、海底まで取りに行くことになります。
(フィンが外れた方を、過去に何人か見たことがあります)
一方で、ビーチシュノーケリングをメインとするのであれば、フィンが沈むことは大きな負担にならないでしょう。
マリンシューズ
今やマリンレジャーで主権を取りつつあるマリンシューズ。
ビーチ遊びはもちろん、シュノーケリングでも必須のアイテムです。
どんなのでもいいとは言いませんが、必ず足のサイズに合うものを購入しましょう。
すぐに大きくなるからと、大きめを購入しては絶対にダメですよ。
シュノーケリング中に脱げてしまい、とてもストレスになります。
ライフジャケット
ライフジャケットは、浮力を与えるものです。要は浮き輪替わりですね。
素潜りしたい方には無用の長物ですが、水面からお魚をみたいシュノーケリング初体験の子供たちにはなくてはならないアイテムです。
これは正直言ってどれでもいいです。
敢えて選ぶなら、万が一流されても目立つような色にしたいですね。
例えば、青や黒は全く目立たない色ですので避けましょう。
おすすめは黄色やオレンジですね。ライトピンクもよいでしょう。
ラッシュガード
ラッシュガードが必要な理由は、日焼け対策です。
水面って思いのほか日焼けするんですよ。
水面から反射する太陽光が当たるので、紫外線を浴びる量が地上と比べて何割か多い。
また水に浸かっていて熱くないので、日焼けをしている感覚がない。
さらに、水に濡れて塗っていた日焼け止めが落ちてしまいます。
子供に強力な日焼け止めを塗る方は多くないですからね。
私は海遊びの時は、子供にも少し強めの日焼け止めを塗っています。
ウォータープルーフのサンスクリーンと言えば資生堂アネッサ。
左が子供に使っているマイルドミルク、右は大人の私が使っているスキンケアミルクです。
マイルドミルクは以前のアネッサと比べて石けんで落とせるのに、アルコールフリーで刺激が抑えめとなっているのがうれしい。
後で後悔するのはあなたですよ。
グローブ
グローブは、ビーチシュノーケリングをするとき、浅い珊瑚礁でシュノーケリングをするときに使用します。
シュノーケリング用グローブなるものが売っていますが、目的は手を保護をすること。
普段使っている子供用の手袋や軍手があれば十分です。
曇り止め
温かい地上に対して、海はやや冷たい。
加えて鼻息により、マスクが曇ってしまうことが多いです。
マスクが曇っていると、めちゃくちゃストレスです。
人によっては、このマスクが曇っていたことでつまらない、気持ち悪いとシュノーケリングが嫌いになってしまうことも。
そんなときのために、曇り止めを持っているとよいですね。
ちなみに、つばをマスクに付けて塗れば、それだけで曇り止めになります。
ご自身の子供ならそれでもありかな?
他人のマスクにつばを付けるのは気が引けますから、今回はご紹介しました。
私が購入した商品
我が子に購入した商品をご紹介します。
シュノーケル&マスク、フィン
まずはシュノーケルから。IST製のCFJ-1110509です。
排水弁&浸水防止弁が付いています。排水室もありますね。
フィンはこちら。
デザインもよく、しっかりした作りです。
あえてデメリットを言うなら、ストラップが小さめでちょっと外しにくいかな。
そんなに気になるほどではありません。
フィンセットで4000~5000円程度。こんなにしっかりしたものが、このお値段なら全然ありだと思います。
マリンシューズ
マリンシューズはFOLBOTの商品を選びました。
デザインも結構よくて、1000円程度。靴底もしっかりしているので、岩場を歩く時も安心です。
ライフジャケット
ライフジャケットはこちらのものを購入。
基本は目立つ色ということで、オレンジとピンクです。
ライフジャケットは身を守るもの、捜索時に発見してもらうもの。迷彩柄はあり得ませんよ。
実はシュノーケルとまとめて、ショップ「OCEAN」でまとめて購入しました。
お持ちの方は、amazonのほうが送料が安くなりますね。
まとめ
ダイバー目線で選んだシュノーケリング、いかがでしたでしょうか。
最近の子供の初シュノーケリンググッズは種類が豊富で迷いますね。
海に囲まれた日本。天然の水族館を楽しまないなんて、もったいないです。
ぜひ子供たちに本物の魚たちを見せてあげましょう。
最初は恐る恐る泳ぐ子供たちも、2回目には魚を追いかけて泳ぐようになりますよ。