ウラジオストクへのJAL直行便が就航!!日本各地からの乗継ぎで衝撃の事実とは?
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2020年2月28日、ANAに先駆けてJALが日本のエアライン初のウラジオストク便が就航します。

ウラジオストクは極東ロシアの中心的都市で、プリモールスキイ地方の州都です。

私も一度は行ってみたいと思っていたウラジオストクが近くなった瞬間ですね。

中部国際空港(セントレア)拠点の私がこのJAL便でウラジオストクへ行けるのかどうかを検討した結果、意外な結果が分かりました。

本記事は、セントレアだけでなく大阪や札幌、福岡の方にも該当する内容になっています。

 

2019年はJAL修行をして、JGCプレミアになりました。

JGCプレミアについてまとめています。

 

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ウラジオストクとは

ウラジオストクはロシア。

ロシアの中でも、最も東に位置し、朝鮮半島や日本ととても近い距離です。

昔は軍事港として、今は貿易港として、ロシアの経済を支えています。

 

人口は60万人程度で、人口規模でいうと日本では千葉市や川口市、鹿児島市と同等。

ただし州都機能を有するため、単純比較はできない。

ウラジオストクの日本との時差は+1時間。日本でいう午後3時がウラジオストクで午後2時。

 

観光名所は鷲の巣展望台からの景色は有名。

 

市内には博物館や美術館が点在するので、のんびりと観光するにはよさそうです。

また、ウラジオストクは世界一長いシベリア鉄道の出発地。

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ウラジオストク線の機材、シート

JALが就航するウラジオストク線。

使用機材

使用機材はB737-800。

JALの国際線用機材B737-800はV40。

これと同じなのか異なるのかは現時点で不明です。

 

使用シート

ビジネスクラスは12席のJAL SKYLUXE SEAT。

フルフラットになるシートではありませんが、短距離便としては十分快適だと思います。

 

エコノミークラスはRECARO社が製作するシート。

JALのエコノミークラスでは一般的なシートになります。

 

リゾートマイラー
B737-800はセントレア―台北など、短距離でよく使われている機材です。

 

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ウラジオストク線の運航スケジュール

2020年2月28日~3月28日

水金日の週3便の運航です。

水金と日でスケジュールが異なります。

日曜日のほうが50分早いスケジュールになっていますね。

この50分が、後々重要になってきます

水曜日、金曜日

出発地 出発時刻 到着地 到着時刻
JL423 成田 11時30分 ウラジオストク 14時55分
JL424 ウラジオストク 16時15分 成田 17時30分

 

日曜日

出発地 出発時刻 到着地 到着時刻
JL423 成田 10時40分 ウラジオストク 14時05分
JL424 ウラジオストク 15時35分 成田 16時50分

 

 

2020年3月29日~

3月29日からは毎日運航です。

デイリー運行だと計画が立てやすくなりますね。

火曜日、金曜日だけが40分早い運航スケジュールです。

これも後々大きく効いてくるので覚えておきましょう。

火曜日、金曜日

出発地 出発時刻 到着地 到着時刻
JL423 成田 10時40分 ウラジオストク 14時05分
JL424 ウラジオストク 15時35分 成田 16時50分

 

毎日(火曜日、金曜日以外)

出発地 出発時刻 到着地 到着時刻
JL423 成田 11時20分 ウラジオストク 14時45分
JL424 ウラジオストク 16時25分 成田 17時40分

 

運行カレンダー

運行カレンダーです。

成田乗り継ぎは可能なのか?

関東にお住まいの方は、何とか成田空港へ行ければよいので、早朝深夜でなければ問題ないでしょう。

ではそれ以外の国内空港から乗り継ぎをする方はどうなのか。

成田空港を出発する国内線について、接続を調べてみた結果、意外な結果が分かりました。

 

成田発着の国内線は4路線

成田空港を発着するJAL国内線は大阪、新千歳、中部、福岡の4路線。

これらの便は成田ーウラジオストク線に乗り継ぎができるのでしょうか?

成田空港のMCT(最低乗継時間)はこちら。

  • 国内線→国際線:60分
  • 国際線→国内線:80分

この時間が十分かどうかはさておき、これ以下の乗り継ぎ時間だとチケットを発券することができません。

大阪と中部は一日2便。新千歳と福岡は1便しかないので、接続が悪いと死活問題です。

(24時間以内に乗り継ぎができないと、翌日便ですら発券できません。)

各地への国内線へ乗り継ぎ可能かどうか、運航日ごとに調査してみました。

 

2020年2月28日~3月28日の運航

日本→ウラジオストク

日曜日だけが運行スケジュールが違います。

日曜日出発の場合、新千歳と中部は国際線に乗り継げませんでした(赤字)

国内線を付ける場合は、中部は前日出発。新千歳は別冊(乗り継ぎで買えない)となります。

リゾートマイラー
3月28日までに搭乗する場合で、日曜日出発は要注意!

 

水曜日、金曜日
  国内線 国際線(JL423)
出発地 便名 出発時刻 NRT NRT VVO
大阪 JL3004 800 915 1130 1455
新千歳 JL3040 750 935
中部 JL3082 820 930
福岡 JL3052 720 900

 

日曜日
  国内線 国際線(JL423)
出発地 便名 出発時刻 NRT NRT VVO
大阪 JL3004 800 915 1040 1405
新千歳 JL3040 750 935
中部 JL3082 820 930
福岡 JL3052 720 900

 

ウラジオストク→日本

帰国時も日曜日だけ運航スケジュールが異なります。

水曜日と金曜日帰国の場合、大阪と新千歳、中部は国際線に乗り継げませんでした(赤字)

リゾートマイラー
日曜日の帰国だと、誰でも帰れますね。

 

水曜日、金曜日
  国際線(JL424) 国内線
到着地 VVO NRT NRT 到着時刻 便名
大阪 1615 1730 1820 1955 JL3009
新千歳 1845 2035 JL3049
中部 1830 1950 JL3087
福岡 1855 1950 JL3057

 

日曜日
  国際線(JL424) 国内線
出発地 VVO NRT NRT 到着時刻 便名
大阪 1535 1650 1820 1955 JL3009
新千歳 1845 2035 JL3049
中部 1830 1950 JL3087
福岡 1855 1950 JL3057

 

 

2020年3月29日以降の運航

日本→ウラジオストク

3月29日以降は火曜日と金曜日だけ運航時刻が異なります。

運行時刻が異なっても、出国時はすべての空港で乗り継ぎ可能でした。

 

毎日(火曜日、金曜日を除く)
  国内線 国際線(JL423)
出発地 便名 出発時刻 NRT NRT VVO
大阪 JL3004 800 915 1120 1445
新千歳 JL3040 750 935
中部 JL3082 820 930
福岡 JL3052 720 900

 

火曜日、金曜日
  国内線 国際線(JL423)
出発地 便名 出発時刻 NRT NRT VVO
大阪 JL3004 800 915 1040 1405
新千歳 JL3040 750 935
中部 JL3082 820 930
福岡 JL3052 720 900

 

ウラジオストク→日本

帰国時も火曜日と金曜日だけ運航時刻が異なります。

下の表を見ていただくとわかるのですが、成田空港で国内線へ乗り継げるのは火曜日と金曜日のみでした。

週末を絡めた2泊3日の行程だと、成田乗り継ぎができません。

リゾートマイラー
関東以外の方にとって、これはとても重要な問題です!!!
毎日(火曜日、金曜日を除く)
  国際線(JL424) 国内線
出発地 VVO NRT NRT 到着時刻 便名
大阪 1625 1740 1820 1955 JL3009
新千歳 1845 2035 JL3049
中部 1830 1950 JL3087
福岡 1855 1950 JL3057

 

火曜日、金曜日
  国際線(JL424) 国内線
出発地 VVO NRT NRT 到着時刻 便名
大阪 1535 1650 1820 1955 JL3009
新千歳 1845 2035 JL3049
中部 1830 1950 JL3087
福岡 1855 1950 JL3057

 

ウラジオストクから当日中に自宅へ帰れるのか!?

成田空港で国内線に乗り継ぎができない!

これを回避する方法はあるのでしょうか。

回避する方法としては、羽田便を調べることでしょう。

 

例えば、大阪へ帰る場合

羽田ー伊丹の最終便は19時20分発。

成田ー羽田を乗り継ぐ場合のMCTは180分なので間に合いませんが、羽田ー関西は21時10分発なので発券可能です。

羽田ー関西を買っておいて、成田便に間に合えば当日変更が可能です(空席がある場合のみ)。

新千歳も20時40分で間に合います

 

<追記>

コッチさんにジェットスタージャパンなら乗り継ぎできると教えていただきました。

国際線の国内区間としてジェットスターを使うことはできませんが、有償チケットの場合は国内区間として一冊で購入することが可能です。

 

福岡、中部は残念ながら間に合う便がないので、陸路移動しかないでしょう。

名古屋行きの最終新幹線は22時ですので余裕で間に合います。

東京から博多まで新幹線最終時刻は、18時50分。これに乗るのは不可能です。

翌日の成田からフライトも到着から24時間を超えるので取ることができません。翌朝の羽田便しか取れないでしょう。

福岡便への乗り継ぎは75分ですので、乗り継げないリスクを考慮して国内線を別冊で買うのも一つかなと思います。

(JAL便同士ですので、多少融通してもらえると思いますが、乗り継げないリスクがあることをご承知ください)

 

参考までに、翌朝便を取っておいて、当日成田で乗り継ぎできる場合は前日への前便振り替えは可能なのでしょうか。

実は、以前は前日含む前便の振り替えができました。私もやったことがあります。

しかし、最近は前日への前便振り替えができなくなりました

JALへ問い合わせしたところ、夏ごろ?以降は前日への振り替えができないと規定されたとのこと。

 

まとめ

人気急上昇中のウラジオストク。

JAL、ANAともに日本から直行便ができるのはとてもうれしいニュースです。

一方で、他の空港からの乗り継ぎができないのはとても残念なニュース。

 

ウラジオストク便の時間を変更するか、国内線の成田便を遅らせるか。

私からはJALへ要望を出してみましたが、ぜひともJALに改善していただけると嬉しいですね。

 

といっても、ウラジオストクへの直行便があるのはとてもうれしいニュースです。

私も何とかしていってみたいと思います。

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