多くの飛行機が飛び交うシンガポール・チャンギ国際空港(以下、チャンギ空港)。
シンガポールが目的地の方もいれば、乗り継ぎの方もいると思います。シンガポールはコンパクトな街なので、最短6時間のトランジット時間があれば街に繰り出すことができます。
機内持ち込みの荷物を持っていると、街へ繰り出すのは少し面倒ですよね。そこでリフトバゲージ、いわゆる手荷物預かり場の出番です。この記事では、私の実例をもとに、チャンギ空港での手荷物預かりの仕方についてまとめます。
目次
チャンギ空港の手荷物預かりはどこにあるの?
チャンギ空港の手荷物預かりはターミナル1~3のすべての制限エリアと非制限エリアの両方にあります。つまり、全部で6か所。すごいですね。
私はANAで到着したのでターミナルは「2」。トランジット中に街へ繰り出すのと、アライバルラウンジで荷物を出したかったので、非制限エリアを利用しました。
さっそく、一時預かり所へ行ってみましょう。
シンガポールへの入国審査後、手荷物を受け取るターンテーブルのあるバゲージクレームを通過します。出口を出て赤の矢印に従って右のほうに歩いて行くとタクシー乗り場の横に手荷物一時預かり(Baggage Strage)があります。
MRT乗り場に向かうエスカレータに乗ってしまうと行きすぎです。
その他のターミナルをご利用の方のために、mapのリンクを貼ります。
Changi Airport - Welcome to Singapore Changi Airport
これは隣のタクシー乗り場。9時過ぎですが誰もいません。
預け荷物の料金(チャンギ空港HPより)
HPによると、預け荷物は24時間単位で決まるようです。
小物が4.28ドル。シンガポールドルは1ドル=80円程度なので、だいたい350円くらいですね。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
荷物を預け手順
荷物は以下の手順で預けました。
①荷物を渡す。
私の場合は、機内持ち込みぎりぎりのキャリーバックです。重さはざっと12kg。大きめのパソコンが入っているので重いんです。
10kgオーバーの12ドルを覚悟してました。でも結果は8ドル。なぜなら、重さをはからなかったからです。実際は、担当者の目視サイズで決めてしまっているのかもしれません。
②いつまで預けるのか、または何時間預けるかを伝える。
私の場合は、朝9時40分に来て、10時まで預けたいと伝えました。24時間なので8.56ドル(700円)。日本の空港に比べたら安いもんですね。
③料金を伝えられ、支払いする。クレジットカード払いもOKのようです。
私の場合は、クレジットカード払いでもよかったのですが、現金を細かくしたかったので、敢えて現金で支払いました。
ここでお姉さんからアドバイスが・・・
お金を伝えるときになって、なぜか支払い担当のお姉さんから「本当にこの期間か?もっと早く帰ってくることはないか?」という質問攻めに。
なぜ聞いてくるのかなと思いながら、指さした先の紙を見ると、以下の一文が書いてありました。
「Storage for 12hours or less will be changed at 50% of published rate」
あぁ、12時間以内だと半額だから、20分早く帰ってきたら?というアドバイスをいただいていたのですね。ようやく理解できました。もちろん、9時40分に帰ってくると伝えましたよ。
預け荷物の料金(現地看板より)
改めて、手荷物預かり場の前にある看板を見てみると、以下のような感じでした。
確かに、12時間以内なら50%オフと書いてありますね。ちなみにHPには書いてありません。他のエリアの手荷物一時預かりを見ていないのですが、もしかしたらターミナル2のみなのでしょうか?
まとめ
チャンギ空港のトランジット中にシンガポール散策をしたい方や、チェックインカウンターが空いていない時間にチャンギ空港内に到着してしまったときはチャンギ空港内の手荷物一時預かりが便利です。常に人がいて、盗難の心配もありません。例えば日本から着てきたコートなら、12時間預けてたったの2.14ドル。200円もかかりません。
観光に邪魔な荷物を預けて、身軽になってシンガポールを楽しみましょう。