今では海外旅行で手放せないツールとなったスマホ。私も例外なくスマホを活用している一人です。
香港旅行でスマホを使うとき、どこでSIMを購入すると最も楽なのか、事前調べから体験談までについてまとめました。
結論から言うと、香港で使えるデータSIMを香港国際空港で購入したい場合、セブンイレブンでツーリストSIMを購入するのが一番便利でお得でした。
どのSIMを買ったらいいの？
最初に断っておくと、これしかない、というSIMはありません。なぜなら、持っているスマホがみんな違うからです。
私がSIMを使用する予定はこんな感じです。
・香港滞在：2日(途中でマカオ訪問)
・マカオ滞在：1日(1泊するが滞在は24時間以内)
＊SIM以外に、当然ながらSIMフリースマホが必要です。キャリアでSIMフリー化するか、SIMフリースマホを買ってください。また、iPhoneのSIMを取り出すときに使うピンなども忘れずに準備してください。
香港の通信事情
通信事情についてはそれだけで膨大な記事になってしまうのでここでは簡単に要点だけまとめます。といっても詳しくは調べていませんが、香港ではすでにLTE網が整備されています。主要なのはband３とband７で、band１も使えるようになってきています。
日本の通信会社へ置き換えるとauのみ若干心配ですが、ドコモとソフトバンクで販売されている機種であれば問題ないはずです。気になる方はご自身でお調べください。
香港国際空港でSIMを買う
スマホを使えるようになるのは早ければ早いほど便利です。我々日本人が最初に到着するのは香港国際空港ですので、この空港で買える方法をまとめます。
香港国際空港でツーリストSIMが買える場所
香港への旅行者が購入するのに最も便利なのはツーリストSIMです。日本でいうMVNOのような契約金が発生するようなSIMではなく、いわゆるプリペイド(前払い)式のSIMです。
ツーリストSIMが買えるのは以下の場所です。
①セブンイレブン
②Travelexなどの両替所
③1010
この中で、おすすめは①セブンイレブンまたは②Travelexなどの両替所です。
多くのブログでは1010を進めていますが、24時間空いていて、十分に旅行者慣れしているセブンイレブンでダメな理由はありません。
しいて言えば、コンビニですので売れ筋しか置いていないこと、相手が開通手続きをやってくれないことです。
売れ筋について
じゃあ売れ筋ってなんでしょう？
それは、旅行者にとって使いやすくて安いもの。
それって、私自身が求めているものです。
ツーリストSIMの開通手続きについて
SIMによっては、開通手続きが必要な会社もあります。
香港はどうなんでしょう。これは実体験を紹介したいと思います。
セブンイレブンで購入した実体験
税関を通過すると手荷物検査ですね。私は機内持ち込みのみですのでここはスルーしましたが、各自荷物を受け取りましょう。
Arrivals Hall Bへ向かいます。入国審査を受けた方は全員そちらへ向かうから、心配はいりません。
海外旅行でおなじみの各旅行会社が待ち構えている場所を通過するとArrival Hallに到着です。私は「B」から出たので左側の写真です。キャセイなど「A」から出た方は右側を見ることになると思いますが、ホールはつながっているので、ちょっとうろうろしてみましょう。それにしても到着ロビーにしては大きいですね！！
ここを30mほど歩くと、、、地球儀みたいなオブジェがあります。
その左側を通ってさらに進むと、、、セブンイレブンがあり、、、
その数件隣に１０１０があります。が、残念ながらまだやっていません。
営業時間は朝7時から夜11時までのようです。待ってもよかったんですが、せっかくなので、セブンイレブンで購入してみます。
入り口右にSIMに関する看板があります。ここで扱っているのは、cslと3HKと中国移動通信でしょうか。
そう思って隣に並んでいるSIMを見ると。あれ、パッケージが全然違う！少なくとも3HKは置いてありません。
追記：3HKは現在香港国際空港で売っていないようです。
よくわかんないな～と思って、とりあえずレジへ。「SIMカードください」といえば通じます。英語が苦手な方でも、「SIM card, please.」と言えば全然通じます。
出していただいたツーリストSIMがこれ。
これは、香港でしか使えないSIMです。マカオも使えるSIMがほしいな～って思って「マカオでも使えますか？」と聞くと、下の$118のSIMが出てきました。なんだ、ディスプレイしてないだけで、置いてあるじゃん！
でも、結局私は最初の$68のものにしました。理由は「cslの$118のはマカオでも使えるが、40M/dayの容量制限があるから」です。つまり、香港cslがマカオでローミングしているってことですね。ドコモのSIMで香港で通信するのとほとんど同じ。
詳しい比較はcslのHPをどうぞ。日本語対応です。
https://www.hkcsl.com/tc/Discover-HK-Tourist-Prepaid-SIM-Japanese/
40Mって一瞬でなくなりますよ。スマホの自動更新をすべて切って、利用するのは地図検索やLINEだけ、ということができる方ならよいのですが、私はいっぱいアプリが入ってるので、自動更新を止めるのは面倒です。メールもたくさん来ます。
ということで、マカオのSIMは現地調達することにして、今回は香港のみで利用できる$68の中国移動通信のSIMにしました。3日間1.5GのLTEが使えるので、動画を見続けない限りは容量不足になることはないでしょう。
中国移動通信のSIMに注意事項が書いてあります。残高確認方法とか追加チャージ方法とかですね。クレジットカードでの支払いもできるようです。まぁ、どちらも利用しないので、とりあえず保管して今回はスルーします。
それでは実際の開通作業。
今回は香港のアライバルラウンジで行いましたが、適当なベンチに座ってでも十分にできる作業です。光の関係と直前で食事をしていたのもあって、画面が汚いですが、そこは目をつぶってください。
私はiPhone6S Plusなので、SIMを取り出すピンが必要です。昔はわざわざ買っていたのですが、クリップを使えば簡単です。予備も確保できて、ケースや財布に放り込んで置ける、便利なアイテムです。
3サイズが1枚で切り取れるようになっています。気を付けてはめましょう。万が一小さくしすぎても、綺麗にはめれば使えるのでご心配なく。
SIMを差し込んで1分程度。特に作業もなく開通しました。
開通したことの連絡などがSMSで届きます。
まとめ
香港空港で入手したSIMの使い方、いかがでしたでしょうか？香港のツーリストSIMは登録も開通手続きも不要なので、利用開始まで非常に簡単です。
ちなみに、セブンイレブンはコンビニですので、売れ筋のみ置いてあります。希望通りのものがない場合は、目的に合うSIMを探しましょう。空港のセブンイレブンは英語ができる店員さんがいるので、訪問地と日数を伝えると店員さんが準備してくれます。
香港のSIMは頻繁にキャンペーンがあるため、パッケージは参考程度としてください。
海外旅行が好きだけど、キャリアのスマホしかもっていない方、もったいないので格安SIMフリースマホを入手して、海外旅行を楽にしちゃいましょう！